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療育事例

CASE

【話し合う力を育てよう】

こんにちは!アイビージュニア初台です☆
今回は、児童発達支援の年長組の子どもたちで行った『紙芝居づくり』の活動についてご紹介いたします!

アイビージュニア初台では、年長組になると少しずつ子ども同士でのコミュニケーションの機会を増やし、お友だちとの距離感の掴み方や気持ちの伝え方、相手の気持ちを考えること、集団の中での動き方などを遊びの中で学んでいけるように療育計画に組み込んでいます。

春~夏頃は、運動あそびの中でスタッフが決めた順番やルールを守ることなど、複数人で遊ぶときに大切なことを丁寧に伝えました。
秋~年末にかけては、子ども同士で遊びのルールや順番を相談し、自分たちで決められるようにする練習を行いました。
そして小学校を意識しはじめる年明けからは、3人の子どもたちで1つの紙芝居をつくる活動に取り組んでいます。

はじめに、自分たちのオリジナルのお話づくりをするにあたって、子どもたちで輪になって向かい合いながら座り、どんなキャラクターを登場させたいか、どんな展開にしたいかを話し合いました。

お家や園生活での経験に加え、療育にも日々取り組んできたことで想像力や思考力は充分に育っている子どもたちですが、話し合う場面で堂々と自分の考えを伝えることにはまだ少し不安がある様子でした。

しかし、スタッフが一人ずつ意見を尋ねると小さな声でも自分の意見を言えるようになり、他のお友だちの意見を聞く中で「それいいね!」と反応し合うことで話し合いが盛り上がり、子ども達の声も大きくなっていきました。
次第に「それなら、こんなのはどう?」と自ら意見を言えるようになっていき、お話作りは楽しい雰囲気の中子どもたちのペースで進んでいきました。

その後はみんなで作ったストーリーを元にキャラクターやお話にでてくる場所の絵を描き、絵の裏には子どもが自分で考えたセリフをえんぴつを使って書きました。
これまでの療育の中でえんぴつの扱い方や文字の書き方を練習していたため、文字も自信を持って書ききることができました☆

小学生になると、大人があまり介入しない子どもだけのコミュニティの中で遊んだり学んだりする機会も増えていきます。
その際に重要となる、よく理解し考える力、自分の考えを言葉にする力、相手の話を聞く力、そして互いに納得できる方法を導き出す協調力を育み、充分に発揮できるよう、時間をかけて丁寧に紙芝居づくりの活動を行って来ました。

今回の経験、子どもたちの自信に繋がり、小学校でもお友だちと楽しく過ごしていけることを願っています♪

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