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療育事例

CASE

~6月の職員研修~

職員研修:言語指導プログラムについて

こんにちは!アイビージュニアです。
7月に入り、本格的な暑さがやってきましたね☀
こまめに水分補給を行い、熱中症にはお気を付け下さい。
今回は、職員が受けた研修の「言語指導プログラム」について、ご紹介いたします!

◆言語指導プログラムとは?
◆言語指導プログラムに必要な4つの条件
◆言語指導プログラムの基本のやり方

1人ひとりのお子様の必要性に合わせ、話しかけ方や働き方の仕方を工夫する事が大切です。
1つの言葉を言えるようになったら、次はどんな言葉を教えるのか、条件を満たす仕方が必要である事を言語指導プログラムと言います。

◆言語プログラムに必要な4つの条件
①言葉を理解する事と話す事であり、前者を「理解言語」、後者を「表出言語」と言います。
②お子様の方から「話したい」「伝えたい」という気持ちが大事であり、まずはお子様が好きなものに合わせて遊ぶ事が大切です。
③お子様に何かを伝える際は、大人の言葉や行為に注目する事が大切です。複数の大人が同時に声掛けをする事は避け、集中できる環境で行います。
「言葉が話せないとコミュニケーションができない」と判断するのではなく、鳴き声や指差しなど言葉以外の手段も認めていきます。

◆言語指導プログラムの基本のやり方
🎵理解言語の基本的な3つのやり方🎵
①教えたい物を一緒に見る事です。お子様に教える際に大切な事は、お子様が支援者・保護者を見ているかどうかです。
決まった手順の活動は繰り返す事で、その知識と必要な言葉が習得されます。
(例)積み木の遊びでは「次は〇さんの番だよ」「そっと置いてね」等、状況にふさわしい言葉をかけていきます。
③ごっこ遊びを楽しむ事で、ごっこ遊びには「テーマ・シナリオ・役割」があり、発展する高度なやり取りが期待でき、より人を意識する事ができます。

🎵表出言語の基本的な2つのやり方🎵
①大人はお子様の気持ちを読んで先回りしがちですが、それでは自分から要求しなくなる事があります。
 お子様が自発的に言葉を発したりサインをする工夫をします。
(例)お子様が欲しがる物をすぐに渡さない・手の届かない場所に置いておく。
②お子様が何かを要求した時には、すぐに答えてあげる事が大切です。

最後に<言語指導プログラムの具体的な内容例>について2つお伝えします!
①お子様が好きな物を高い場所に置き、お子様が指を差した時に与えます。
②お子様が好きな物とそうでない物を高い場所に置き、指差しをした時に渡していきます。徐々に数を増やしていきます。

今回の研修では、お子様が言葉を理解する・引き出す為にどのような工夫が必要であるかを学ぶ良い機会となりました☺
アイビージュニアでは、今後もより良い療育が提供できるよう、定期的に職員研修を実施してまいります!

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