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療育事例

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音を楽しむ演奏会(無料ご招待)を開催しました!

2024年1月21日(日)東京大学本郷構内の伊藤謝恩ホールにて音を楽しむ演奏会(無料ご招待)を開催しました。

【音を楽しむ演奏会】は、当教室アイビージュニア、そして発達わんぱく会が主催となり、お子さまが感じるままに自由に楽しんでいただきたい、保護者の方々も普段触れることのない生演奏を楽しんでいただきたい、という想いから企画し、お子さま・そしてご家族の皆様を参加無料でご招待しました。

当日は悪天候にもかかわらず、お子さま・ご家族にて、約230名の方がお集まりくださいました。

開催には、
・桐朋学園大学 ホルンアンサンブルの皆さん
・玉川学園高等部 吹奏楽部の皆さん
の音楽の世界では大変由緒ある伝統校の皆さんが企画にご賛同くださって、普段なかなか聴くことができない素晴らしい貴重な演奏を披露くださいました。

この【音を楽しむ演奏会】は一般的な聴講ルールは一切ありません!
・感じるままに楽しんでOK
・静かに座っていなくてもOK
・音に合わせて自然と動いたり、声が出てもOK
という、「お子さまが感じるままに楽しんでいただく」ことが今回の演奏会のルールです!

第1部の桐朋学園大学ホルンアンサンブルの皆さんの厳かな演奏が始まった時は、少し緊張感があるお子さまもいらっしゃいましたが、曲が続くにつれ、音に合わせて指揮者のようにふるまうお子さまもいらっしゃったり、音に合わせて体を揺さぶってみたり、とそれぞれのスタイルで楽しんでいました。

第2部は、玉川学園高等部 吹奏楽部の皆さんの演奏。部員の皆さんが今回の主旨をもとに、演奏構成を考えてくださって、「みんなが楽しんでくれるように」という曲選をしてくださいました。

お子さまたちに馴染みのある曲、一緒に手を叩いてリズムを楽しめる曲、そして一緒に歌って楽しむ曲など、お子さま皆さんが立ち上がって演奏を楽しんでいました。

演奏会最後は、桐朋学園ホルンアンサンブルと玉川学園高等部 吹奏楽部の皆さん全員での合同演奏で盛り上がりも最高潮!

今回初の試みで企画・開催した【音を楽しむ演奏会】ですが、参加者皆さま、そして演奏者の皆さんとともに会場一体となって楽しめる素晴らしい演奏会になりました。本当に参加くださった方、そして演奏協力いただいた演奏者の皆さんのおかげでございます。

アイビージュニアでは初めてのトライでしたが、今回の開催を踏まえ、ぜひ次も開催しよう!と決めました。早速、次回の企画に入ります。

発達障害において音楽療育は、音に触れる、音楽を楽しむことで、不安や痛みの軽減、精神的な安定、自発性・活動性の促進、身体の運動性の向上、表情や感情の表出、コミュニケーションの支援、脳の活性化、リラクゼーションなどの効果があります。また、 心身の障害があって発語や意思疎通が難しい方でも、音楽を介するとコミュニケーションがとりやすくなります。

今後も演奏会のみならず、アイビージュニアの療育方針でもある「楽しさと学びの融合」をもとに、こういった機会を皆さまに提供していきたいと思っております。

~桐朋学園大学 ホルンアンサンブル~
 桐朋学園大学は、日本で最も高いレベルで音楽教育を提供し、音楽専門学校として屈指の評価を得ており、世界中から多くの学生が集まっています。指揮者の小澤征爾さんなど世界的な音楽家を多く輩出している、音楽大学の名門校です。
 ホルンアンサンブルは、ホルン専攻生の有志が集い、ホルンのみのアンサンブルを結成。首都圏のみならず、日本全国にホルンの演奏の魅力をお届けすることを目標に活動。今年3月には広島・愛知・東京での公演予定あり。

~玉川学園高等部 吹奏楽部~
 1965年創部。以来、吹奏楽コンクールへの出場や演奏会活動、訪問演奏などに注力している玉川学園の伝統あるクラブ。近年の活動では、小中編成吹奏楽の最上位大会である「東日本学校吹奏楽大会」に、東京都代表として4大会連続出場(内3大会で金賞受賞)を果たしています。奏でる音楽は、「玉川サウンド」とも称され、歌心に溢れた、温かみのある音楽を奏でています。

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