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療育事例

CASE

触れるという体験~本物と出会うとき~

本町さくら公園の桜が、満開を迎えていました。

やわらかな春風とともに、
花びらがふわりと舞い上がり、空へと溶けていく。

その景色の中を、子どもたちとゆっくり歩きました。

ある子が、ふと立ち止まりました。
そして、木に咲く桜の花を、そっと両手で包み込むように触れました。

子どもは興味本位で花を取ってしまうこともあります。
けれどその子は、取るのではなく、『そこにある桜』を見つめていました。

触れるというより、感じているような手つき。
まるで、桜と対話しているかのようでした。

「わー!」

その一言とともに、顔いっぱいに広がる笑顔。

その瞬間、子どもの中で何かが動いたのだと思います。

≪美しさに気づく心≫
≪存在をそのまま受け取る力≫

言葉だけではない、まなざしや、手の動き、沈黙さえも、
その子の表現です。

環境は、子どもの成長を引き出す大切な要素です。

この日の桜や風、光は、その子にとっての≪整えられた環境≫
だったのかもしれません。

私たち大人が何かを教えたわけではなく、
ただそこに自然があり、子どもが出会い、感じ、表現した。
その静かな時間の中に、≪確かな育ち≫がありました。

桜は毎年咲きます。
けれど、その年、その瞬間、その子が出会う桜は、たった一度きり。

その尊さを、子どもたちが教えてくれた春のひとときでした。

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〇児童発達支援
対象:1歳半~6歳(小学校入学前)
日時:平日午前(空き状況は事業所にお問合せください♪)

〇放課後等デイサービス
対象:小学1年生~3年生
日時:平日午後14:00~17:00
※送迎は事業所にご相談ください。
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